米上院 カバノー氏、最高裁判所判事最終承認へ

米国の上院議員は、米連邦最高裁判所判事に指名されたブレット・カバノー氏の候補に関する審議を打ち切り、最終承認に移行することを賛成多数で可決した。
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上院議員51人が賛成、49人が反対した。最終承認は上院で6日に予定されている。マスコミが報じた。

トランプ米大統領は投票結果を歓迎し、ツイッターに「米上院が、ブレット・カバノー判事の承認手続きの継続に賛成したことを非常に誇りに思う」と投稿した。

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トランプ大統領は7月10日、カバノー氏を米連邦最高裁判所判事に指名したが、民主党のメンバーが反対した。

米上院司法委員会は今回、カバノー氏によるセクハラ疑惑の被害者とされる女性の1人による証言を聞いた。パロアルト大学のクリスティン・ブラジー・フォード教授が、30年と少し前に客として知人らのもとを訪れていた際、男2人に襲撃されてベッドに押し倒され、2人のうち1人の男が衣服をフォード氏から脱がせようとしたと語った。この男が、現在米連邦最高裁判事の候補であるカバノー氏だったとされた。カバノー氏は、当時その場所に自らがいたとの事実を否定している。

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