「ブラジルのトランプ」、大統領選で首位

ブラジル大統領選挙の第1回投票で、社会自由党(PSL)から出馬している極右候補のジャイル・ボルソナロ氏が着実にリードしている。95.5%の票の集計後、地元メディアで「ブラジルのトランプ」と呼ばれているボルソナロ候補が46.7%の票を集めている。
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2位は左派の労働党(PT)から出馬し、28.3%を集めているフェルナンド・アダジ候補。両候補とも、28日に行われる決選投票に進む。

ワシントン・ポスト紙の記事執筆者らが指摘するところでは、ボルソナロ候補はトランプ米大統領と同じように、自らの数多くの支持者と交流するためSNSの利用に走っている。ボルソナロ候補の集会は、社会的・経済的変化に疲れた白人住民にとって感情のはけ口になった。ボルソナロ候補は、首都がはまりこんだ汚職の沼を枯渇させて(首都を汚職から解放し)ブラジルを「偉大に」(このフレーズは、トランプ大統領の有名な「米国を再び偉大に」を思い出させる)することを誓っている。

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