日本政府、皇位継承の式典委員会設置 閣議決定、首相トップ

日本政府は12日の閣議で、天皇陛下の退位と新天皇の即位に伴う一連の儀式の詳細を検討する「式典委員会」の設置を決定した。安倍晋三首相がトップを務め、円滑な皇位継承に向けた準備に万全を期す方針だ。平成の代替わりを踏襲し、皇室の伝統や憲法との整合性にも配慮しながら、式次第や参列者数といった各儀式の概要を順次作成する。
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政府は閣議決定後、式典委員会の初会合を首相官邸で開いた。式典委員会は首相に加え、官房長官と3人の官房副長官、内閣法制局長官、宮内庁長官、内閣府事務次官がメンバーとなる。官房長官が本部長の「式典実施連絡本部」も発足させ、各府省庁間の連絡調整に当たる。

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