靖国神社宮司 天皇批判で退任

靖国神社の宮司が、明仁天皇が同神社を参拝しないとして批判した後、退任した。
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問題発言を行い、退任したのは元靖国宮司の小堀邦夫氏。小堀氏は6月、同神社の社務所で行われた「第1回教学研究委員会定例会議」の場で、まず明仁天皇が各地で行ってきた慰霊の旅を批判した。

「陛下が一生懸命、慰霊の旅をすればするほど靖国神社は遠ざかっていくんだよ。そう思わん? どこを慰霊の旅で訪れようが、そこには御霊はないだろう?」

「今上陛下は靖国神社を潰そうとしてるんだよ」。

小堀氏この発言は秘かに録音され、「不敬発言」として「週刊ポスト」にすっぱ抜かれたことから大きなスキャンダルに発展したため、小堀氏は神社に退任届けを提出した。

小堀氏の批判対象は明仁天皇だけにとどまらず、皇太子夫妻にも及んだ。小堀氏は「新しく皇后になる」雅子妃は神道神社が「大嫌い」であり、今後も靖国参拝を行わないだろうと悲観的な予測をしている。

明仁天皇は即位以来、一度も靖国神社への参拝を行っていない。昭和天皇は1978年、同神社にA級戦犯が合祀されたことへの強い不快感を示し、1975年の参拝を最後に靖国神社を訪れていない。明仁天皇が参拝しないのはこうした昭和天皇の意思を引き継いでいるものと受け止められている。

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