「無名の巨匠」「ユニークな知性」 スカラムッチ元部長、自著でトランプ大統領評価

自らの同僚らに関する暴言で悪名をはせたホワイトハウスのスカラムッチ元広報部長が、トランプ米大統領についての著書を執筆し、同書の中で大統領について「無名の巨匠」であると評し、大統領の「ユニーク」な知性を指摘していると、ガーディアン紙が伝えているс。
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23日に出版される著書『Trump, the Blue-Collar President(トランプ ブルーカラーの大統領)』では、ケリー大統領首席補佐官が「無能」で「個人的不安」に苦しんでいると述べられ、ケリー補佐官の前任のプリーバス氏は「ネズミ」、バノン元首席戦略官は「偽善者で変人」であると評されている。

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一方で、スカラムッチ元部長の見解では、トランプ大統領は、首尾一貫していて明確な政治的方針を作り上げる目的で自らのアドバイザーらから情報をうまく手に入れる「無名の巨匠」だという。

また、スカラムッチ元部長は、トランプ氏の知性が「ユニークな形で」米大統領の職に適していると考えている。

スカラムッチ元部長は2017年7月、自らが任命されてから10日後に解任された。その在任を特徴づけることとなったのは、ニューヨーカー誌記者とのスカラムッチ氏による会話。この中でスカラムッチ氏は、他の政権高官らに向けて侮辱的言葉を浴びせた。

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