露駐米大使、朝鮮半島の非核化停滞に懸念を表明

アナトリー・アントノフ駐米大使は12日、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)において非核化に向けた動きが停滞していることを受け、懸念を表明した。
この記事をSputnikで読む

スプートニク日本

韓国統一省「15日に南北閣僚級会談」 板門店で
アントノフ駐米大使は、「多くの問題はいかにして朝鮮半島の非核化を迅速に実現するかにある。我々(ロシア)はこの方針において米国を支持しており、同国の力になる用意はできている。しかし、今日に至るまで核兵器解体が一度も行われていないことは懸念を呼び起こす」と述べた。

6月12日、シンガポールで初の本格的な米朝首脳会談が開催された。両首脳は朝鮮半島の非核化で合意し、両国関係の改善が進んだ。一方、米政府は完全な非核化が実現されるまで、国連安全保障理事会の決議に基づく経済制裁を含む最大限の圧力を維持していく意向を示している。

関連ニュース

金正恩氏、プーチン大統領に祝電を送る

対北独自制裁「解除検討せず」 韓国統一相

コメント