日中の有識者が安全保障を議論 福田氏「日中が秩序守る責任」

日中の政財界人らが外交や安全保障を議論する「東京―北京フォーラム」が東京都で14日、2日間の日程で開幕した。フォーラムの最高顧問を務める福田康夫元首相は基調講演で、国際秩序を支えてきた欧米に疲労感が漂っており「日中は秩序を守るために、共に責任を果たしていかなければならない」と訴えた。
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中国の対外宣伝を担う徐麟国務院新聞弁公室主任は、トランプ米政権を念頭に「中国と日本は、多国間主義と自由貿易を守らなければならない」と述べた。

五つの分科会に約90人が参加。政治と外交の分科会は、今年が締結40年の日中平和友好条約を取り上げた。

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