スプートニク日本
自らを「なみだ先生」と呼ぶ元高校教師の吉田英史さんは、涙の効用について語り緊張を取り除く方法を教える特別な授業を行っている。吉田さんの意見では、泣くことは笑いや睡眠よりもストレス解消に効果的だという。
吉田さんの話では、感傷的な映画や悲しい音楽、感動的な本を使って涙の分泌を促すことが必要で、「1週間に1回泣くとストレスフリーな生活が送れる」という。
その例として、吉田さんは9月7日に大阪の私立学校でトレーニングを実施し、生徒79人が参加した。悲しい映画を鑑賞した後、生徒らは自分たちの涙を誘う目的で作文を書いた。
時事通信によると、涙活を試した日本人は非常に様々な肯定的コメントを述べており、例えば「すっきりした」「あしたからまた頑張れる」と話している。
日本医科大の海原純子特任教授によると、涙は「ストレスを積み重ねないための自己防衛」だという。
関連ニュース