米国の財政赤字、2012年度以来の高水準

米国の2018年会計年度の財政赤字が、前年度比17%増の7790億ドルとなった。米財務省が発表した。国内総生産(GDP)比率は3.9%に上昇し、2012年度以来の高水準となった。
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一方、報告書ではトランプ政権の経済政策の成果も指摘されている。トランプ米大統領が就任してから400万人の雇用が創出され、実質賃金は1.4%上昇したほか、失業率も低下したという。

一方、歳出は3.2%(1270億ドル)増えた。最も高額だったのは国防費で6647億ドルだった。

報告書では、財政赤字は今後も拡大し続け、2019年にはGDP比率およそ4.6%の9810億ドルに達する見込みだと指摘されている。

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