シリア外務省、国連への書簡で有志連合を国際法違反と非難 空爆による民間人死亡で

シリア外務省は、有志連合国がシリア東部デリゾール県で民間人60人の命を奪った空爆を行い、国際法に違反したと非難した上で、事件の調査を国連に呼びかけた。
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シリア外務省が国連とグテーレス事務総長に送った書簡の内容を、シリア国営アラブ・シリア通信(SANA)が報じた。

有志連合のシリア・デリゾール空爆で60人超死亡
「有志連合が犯した犯罪は、連合諸国が国際法を軽視しており、これら諸国に道徳的価値観が欠如していることを再び証明している」

「この恐ろしい犯罪は、有志連合のこの違法な作戦における米国の目的がテロとの戦いではなく、より多くのシリア人の殺害と人道的価値観の完全な軽視であることを、全世界に再び示した」

外務省は、独立した透明性の高い空爆の調査を行い、こうした事件の再発防止策を講じるよう要求した。

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