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アサンジ氏の指摘によれば、エクアドル大使館はアサンジ氏が国際人権擁護NGO「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」の上級法律顧問のダイネ・ポケンンプナー氏他、数人の弁護士との面会することを許可しなかった。人権擁護家らは大使館がアサンジ氏に要求する特別の行動儀礼をめぐって裁判で争う構え。人権擁護家らはこの儀礼により「アサンジ氏の政治的避難所は同氏の意見、言論の検閲に左右されてしまう」と非難している。
この特別儀礼によれば、アサンジ氏との面会を求める記者、弁護士などは個人データーの提出が必要不可欠とされている。このなかには携帯電話およびタブレットのシリアルナンバー、IMEIコードの他、SNSのネームが含まれている。しかもエクアドル大使館はこれらの個人情報を「別の機関」に手渡すこともあり得ると明記されている。
エクアドル政府はこれより前、アサンジ氏の行動規範を作成。この中にはアサンジ氏が自分のペットの猫の世話、後始末をすることという要求も含まれている。