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エルドアン大統領は、「この殺人が綿密に計画されていたことを示す証拠がある。(カショギ記者が死亡する1日前の)10月1日、サウジアラビア国籍保有者らによる3つのグループがイスタンブールに到着した。彼らは総領事館に向かい、また偵察活動のため、ベオグラードの森とヤロヴァ県に出発した」と述べている。
エルドアン大統領によると、これらの人物のうち一部が総領事館に向かい、総領事館で映像監視システムの接続を断ち、ハードディスクを持ち去ったという。
大統領は、カショギ記者の遺体が相変わらず見つかっていないと強調。
さらに大統領は、殺害後に「顎鬚をつけて眼鏡をかけ、(カショギ)記者の姿を思い起こさせる衣服を着た人物が、自らをカショギ記者であると見せかけようと試み、その日の夕方にリヤドに向けて飛行機で出発した」と述べている。
エルドアン大統領によると、トルコは「全ての証拠」を保有しており、「それらは今後公表される」という。また、サウジアラビア政府による現在までの声明や、全ての責任を数人の安全保障関係職員らに負わせようとする試みは、国際社会を満足させるものではなく、そのためできるだけ早く説明が得られることが重要だとしている。
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