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10月23日、裁判所は同事件に関する判決を言い渡した。調査グループの責任者には、9人の中で最も長い懲役13年が、他の8人には1年~5年の懲役が言い渡された。
なお死亡した実業家の家族は、量刑の見直しや、検察官らの行動を殺人として認定するよう求める意向を発表した。
ラウ・ヘイヴィンさんは、香港でホテルチェーンを経営していた。妻はテレビ司会者のリュウ・ファンフェイさん。ヘイヴィンさんは2016年9月、北京の空港に飛行機で到着した直後に行方不明となった。その後、中国の情報機関に拘束されたことがわかった。中国当局がヘイヴィンさんを解放しなければならなかったその数日前、ヘイヴィンさんの家族にヘイヴィンさんの死亡が伝えられた。同件を担当していた調査グループのメンバー全員が拘束され、取り調べでヘイヴィンさんに対する拷問について明らかにした。ヘイヴィンさんは80時間にわたって睡眠を奪われ、激しい拷問を受けた後、死亡した。
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