安倍首相 「日露新時代」の開拓に意欲 国会で所信表明

安倍首相は24日の衆院本会議で、臨時国会の召集に際しての所信表明演説を行い、その中でロシアとの領土問題の解決および平和条約の締結を実現する意欲を新たにした。
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安倍首相は演説でロシアとの「日露新時代」の開拓を高らかに宣言。戦後70年以上、ロシアとの間に平和条約が締結されていない現状を「異常」と指摘している。

また安倍首相は、現在、2016年のプーチン大統領訪日時に結ばれた長門合意が着実に前進しており、航空機により元島民の墓参が開始されて2年目であること、共同経済活動が実現化に向けて動き出していることを強調した。

安倍首相は「私とプーチン大統領との信頼関係の上に、領土問題を解決し、日露平和条約を締結する。日露新時代を切り拓いてまいります」と述べ、外交指針のロシアについての演説を締めくくった。

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