エジプトで死亡した英国人の遺体から、心臓や腎臓がなくなる

エジプトのフルガダで死亡した英国人デビッド・ハンフリーズさん(62)の遺体が英国に搬送されたが、複数の臓器がなくなっていた。英国に搬送された後、改めて検視が行われた際に、心臓、また肝臓および腎臓の一部がなくなっているのがわかった。ザ・サン紙が報じた。
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9月18日、ハンフリーズさんは家族と一緒にプールの近くで休んでいた時に心臓を手で押さえ、地面に倒れた。

ザ・サン紙によると、エジプトの医師たちは検視を行い、ハンフリーズさんは心臓発作で死亡したと判断した。

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遺体が英国の病院に搬送され、改めて検死が行われた際、ハンフリーズさんの遺体から心臓がなくなっていることが判明した。そのため、正確な死因の特定を可能としたであろう専門基準にかなった診断をすることができなかった。

英国メディアはエジプトの医師らが臓器を違法に摘出したとして非難している。カイロの裁判所は今年に入ってからだけでも違法な臓器摘出に対して37人に有罪判決を言い渡している。

なおエジプト当局は、「臓器の盗難」に関する主張は「事実無根」だと発表した。

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