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ロシアは近年の上昇傾向(昨年は35位、一昨年は40位)を維持し、「電力事情(配電網への接続の容易さ)」と「不動産登記」で12位、「契約執行」で18位となり、この3指標で改善を示すことができた。ロシアはまた、BRICS諸国(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ共和国)の中で最上位となり、ユーラシア経済同盟に加盟している国々の中ではカザフスタン(28位)に次いで2位だった。
一方、「2020年までに先進国3位以内」との目標を掲げる日本は、「破綻処理」で1位になったものの、「納税」で97位となるなど低い評価が目立つ結果となった。また、日本は前年より順位を5つ落とした。ロシアが改善を示した「電力事情」「不動産登記」「契約執行」の各項目では、それぞれ22位、48位、52位だった。
同ランキングで首位となったのはニュージーランド。2位にはシンガポール、3位にはデンマークが入った。その後には香港、韓国、ジョージア、ノルウェー、米国、英国とマケドニアが続いている。
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