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四国電力の発表によれば、国の規定する出力を100%に保つ「定格熱出力一定運転」というフル稼働の状態になった。 3号機の出力は89万キロワット。3号機のほかの2基の原子炉の出力はそれぞれ56万6千キロワット。
原子炉は2011年の福島原発第1号機の事故の後、稼働を一時停止していた。その後、原子力規制委員会の新規制基準への適合性審査に合格し、2016年8月に再稼働した。2017年12月、広島高等裁判所は住民からの訴えを認め、原発から130キロ離れた阿蘇山の噴火の危険性から、運転差し止めの判決を出していた。