長江からバス転落で13人死亡 事故原因は運転手と女性客の小競り合い【動画】

中国、重慶市で市バスが長江に転落した事故は車内で起きた運転手と乗客の小競り合いが原因だった。地元警察が明らかにした。この事故で13人が死亡している。
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事故が起きたのは先週日曜、10月28日の現地時刻10時(日本時間11時)、万州区の長江にかかる橋の上だった。バスは走行路線を突然はずれ、対向車線に出て、乗用車と正面衝突し、欄干を超えて川に転落した。車体の引き揚げ作業は難航し、31日夜になってようやく完了している。

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SNSの「Weibо」は当時の車内の様子を映したビデオを公表。ビデオカメラは運転席を撮影する位置に固定されている。それを見ると、女性の乗客が運転手を激しく罵り、頭を殴っている様子がわかる。運転手は乗客の攻撃を逃れようとしているうちにコントロールを失い、バスは転落した。

地元警察の発表によれば、運転手に喧嘩を吹っ掛けた48歳の女性は降車しそこねたために、運転手に襲いかかった。捜査によれば、実際にバスはその日、通常とは異なるルートをたどっていた。運転手は拡声器でルート変更を警告していたものの、この女性は聞き逃したか、または理解せず、必要な場所で降車しなかったのかは分かっていない。

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