グーグル従業員、NYT紙がグーグルのセクハラ問題を報じた後にストを実施【写真・動画】

世界中のグーグル従業員が、同社のセクハラへの対応に対し、ストライキを行った。AP通信が報じた。
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ストライキは、午前11時に東京のグーグルオフィスから始まった。世界各地のグーグルのオフィスでもそれぞれの現地時間午前11時にストが開始された。ガーディアン紙が報じた。

ストライキの主催者はグーグル上層部に対し、同社のセクハラに関する報告書の公開、あるまじき行為のクレームを処理するメカニズムの作成、嫌がらせや差別があった場合に従業員が訴訟を起こすことを禁じる条項を契約から削除することなどを求めた。

先にグーグルの最高経営責任者(CEO)サンダー・ピチャイ氏は、グーグル上層部はストライキが予定されていることを知っているが、妨害しないことを明らかにし、「従業員は、企業の方針やそのプロセスをどのように改善できるかについて建設的な案を提起した」と語った。ニューヨーク・タイムズ紙が報じた。

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先に、グーグルは社員向けのメールで過去2年間にセクハラを行った48人を解雇し、そのうち13人の上級管理職には退職金を支払わなかったことを発表した。

ピチャイCEOによるこのメールを入手したCNBCの報道によれば、CEOはセクハラへの調査徹底し、職務権限を持つ人への基準を厳格化していることを明らかにした。一方でニューヨーク・タイムズは、セクハラ退社をさせられた中には、「Androidの父」として知られるアンディ・ルーピンも入っており、ルーピン氏は9000万ドルの退職金を受け取っていたと報じていた。

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