スプートニク日本
AP通信によると、北朝鮮外務省は「関係改善と制裁は両立しない」とする声明を出した。
「もし米国が、繰り返される我々の要求を正確に理解することに失敗する間、傲慢な振る舞いを続け、その立場に一切の変化を見せなければ、北朝鮮は4月に採択された経済建設に全力を尽くす国家政策に、あるものを付け加え、結果として、『並行開発』の言葉が再び現れるかもしれない」
北朝鮮は「並行開発」政策を今年4月まで進めていた。これは、国の経済と核兵器を同時に開発することを意味する。4月、金正恩朝鮮労働党委員長は、経済成長に焦点を当てるべきだとする声明を出した。さらに、北朝鮮は核・ミサイル実験を停止するとも述べた。
北朝鮮の声明は、制裁と圧力が非核化につながるという考えは噴飯モノだとしている。