ライオン・エア機墜落 乗客捜索中にダイバー死亡 インドネシア【写真】

ライオン・エア機が墜落したインドネシア沖の海域で乗客の捜索活動を行っていたダイバーが死亡した。亡くなったのはシアルル・アントさん。48歳。捜索救助部隊司令官であるイスワルト大佐が明らかにした。シンガポール最大手紙ザ・ストレーツ・タイムズが報じた。
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ザ・ストレーツ・タイムズによると、事件は現地時間2日16時半(日本時間18時半)に起きた。死因は減圧の問題だと見られている。アントさんは病院に搬送されたが、死亡した。遺体は親族に引き渡された。

アントさんは複数の救助活動に参加経験を持つ最も経験豊富な救助隊員の1人。大地震が起きたインドネシア中部スラウェシ島で救助活動にも参加し、1週間前に戻ったばかりだった。

​29日、ジャカルタ発スマトラ島行きのライオン・エアのボーイング737 Max型機が、インドネシア西ジャワ州沖に墜落した。同機には乗客乗員189人が搭乗していた。生存者はいないと報じられている。

今回の事故は、昨年5月に納入が開始された第4世代のボーイング737MAXで初めてのものとなった。なお、機長と副機長は経験豊富だったという。

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