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80年代に行なわれた発掘調査で、頭蓋骨が変形した人の遺骸や緑色石から成るさまざまな人工物が発見されていたことから、研究者らは、ピラミッドそのものの下にも類似物があると推測していた。
断層撮影装置でピラミッドをスキャンした結果、考古学者らは、深さ8メートル地点に、地下室へとつながる長さ15メートルのトンネルを発見した。
現在、その地下室内になにがあるかは分かっていないが、研究者らは迷路の大きさや発掘物の特徴からこの部屋の象徴する意味が推測できると考えている。
研究者たちは、ピラミッドの地下にはメソアメリカの住民たちが捉えていた「死後の世界」像があるのではないかとの見方を示している。
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