スクリパリ親子が神経剤襲撃の日に訪れたレストランが再開

英南部ソールズベリーで、ロシア軍参謀本部情報総局(GRU)のセルゲイ・スクリパリ元大佐と娘のユリアさんが毒殺未遂に遭った日に訪れたレストラン「Zizzi」が6日、修復作業を終えて再開する。スクリパリ氏は以前、国家反逆罪でロシア当局に逮捕された。英紙テレグラフが報じる。
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同紙によると、レストランからは神経剤の痕跡が見つかったため、3月から閉鎖されていた。現在、危険な物質は除去済みで、環境・食糧・農村地域省が訪れても安全だと発表した。

店のフィル・ボイド氏は、「私たちは100%安全です」と述べた。

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テレグラフが指摘するところ、店への否定的な情報もあるが、店は場所を変えることは検討していない。

3月4日、英南西部ソールズベリーでスクリパリ氏と娘のユリアさんが何らかの物質の中毒により重体の状態で病院に搬送された。なおロシアでスクリパリ氏はスパイ行為で有罪判決を受けている。

7月4日、英ソールズベリー近郊のエイムズベリーで男女2人が重体で病院に搬送されたと発表された。警察によると、2人は「正体不明の物質の影響」を受け、重体となった。

その後ロンドン警視庁は、2人は英国側のスパイとして活動したロシア連邦軍参謀本部情報総局(GRU)のセルゲイ・スクリパリ元大佐とその娘ユリアさんに対して使用されたのと同じ「ノビチョク」と呼ばれる物質の中毒症状に陥ったことを確認した。

英国は「ノビチョク」(A234)によるスクリパリ氏の中毒にロシアが関与していると主張しているが、ロシアは断固として否定している。

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