米連邦航空局、ボーイング737MAX型機に耐空性改善通報 246機が対象

ライオン・エア航空ボーイング737MAX機の墜落事故を受け、米連邦航空局(FAA)は7日、緊急耐空性改善通報を出した。
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対象とされるのは世界中で運航しているボーイング737MAX型機の246機。同型機には、機体が水平を保って飛行するための「迎角センサー」が搭載されており、FAAは同センサーに問題がある可能性を指摘している。

墜落ライオンエア機 ボーイングがオペレーターにピッチングを警告へ
FAAによると、対象とされる246機のうち45機が米サウスウェスト航空、アメリカン航空、ユナイテッド航空の機体。

インドネシアの首都ジャカルタ郊外にあるスカルノ・ハッタ国際空港を離陸したライオン・エアのJT610便(ボーイング737MAX8型機)が日本時間29日8時半過ぎ、インドネシアのジャワ島沖で墜落した。同機には乗客乗員189人が搭乗していたものの、生存者はいないと報じられている。

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