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葉巻型天体「オウムアムア」は、宇宙人が送り込んだ探査機だった可能性がある=学者

2017年に発見された天体「オウムアムア」は、宇宙人が送り込んだ探査機だった可能性があるとの説が発表された。CNNが、米ハーバード・スミソニアン天体物理学センターの天文学者、エイブラハム・ローブ教授らがまとめた論文をもとに報じた。
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CNNによると、「オウムアムア」は細長い葉巻型をしており、2017年10月に地球の近くを通過、今年1月に太陽系から出て行った。「オウムアムア」は、太陽系外から飛来した恒星間天体だと考えられた。

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だが論文では、「地球外生物が地球に送り込んだ探査機だった可能性がある」と述べられている。また太陽光エネルギーで動く「太陽帆」だった可能性もあるという。

昨年、天文学者たちは観測史上初めて恒星間小惑星を観測した。学者たちはこの恒星間小惑星の速度や軌道を分析し、太陽系外から飛来したものであるとの結論に達した。この小惑星を発見したのはハワイ諸島マウイ島にある天文台に勤務するロブ・ウェリク氏。そのため小惑星はハワイ語で「初めて遠くから来た使者」という意味の「オウムアムア」と名付けられた。

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