米の対露制裁はすでに62回 最後通牒でロシアは怯ませられない=ロシア外務省

ロシア外務省のザハロワ報道官は、米国がすでに対露制裁を62回発動したとして、ロシア政府を最後通牒で怯ませることは不可能だと述べた。
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「2011年から米国はロシアに様々な制限や禁止をすでに62回導入した。時は進み、口実は見つかる。以前取られたような軽々しさと無責任さとともに、新たに続く可能性があることも私たちは理解している」

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「当然、どんな最後通牒でもロシアを怯ませることは単に不可能だが同時に、こうした声明を出す米国の活動家のプロフェッショナリズムの水準には驚かされる」

米国は対露制裁は8月27日、1991年に制定された生物化学兵器の使用を禁じる米国法に基づき、発動された。米国は導入の理由として、ロシアが英ソールズベリーでロシア連邦軍参謀本部情報総局(GRU)のセルゲイ・スクリパリ元大佐と長女のユリアさんが毒殺未遂に遭った件で、化学兵器を用いたと非難している。ロシアはこの疑惑を否定しており、事件の合同捜査を提案している。だが英政府はこれに合意していない。

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