スノーデン氏 故意の中傷を行なったとして訴訟される

米国家安全保障局の元職員エドワード・スノーデン氏が、故意の中傷を行ったとして訴訟された。訴訟の前日、スノーデン氏は、トルコ・イスタンブールのサウジアラビア総領事館で殺害された記者のジャマル・カショギ氏が、イスラエルのソフトウェアによって監視されていたと表明していた。
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スノーデン氏によれば、このソフトは、サイバーインテリジェンスを専門にするイスラエル企業「NSOグループ・テクノロジーズ」が開発。そのソフトは、世界中の多くの国々で人々の監視するため利用されている。

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スノーデン氏が説明するそのメカニズムをこうだ。例えば、即時確認を求めるメッセージがあなたに届く。メッセージにはリンクがあり、URLを押すようあなたを惹き付ける。あなたが機械的にリンクをクリックすると、「この携帯はもうあなたの所有物ではない。」

同社はこの疑いを否定。自社製品は政府機関に供給されているが、目的はただ1つ、犯罪とテロの捜査だけだと主張した。

NSO社は、スノーデン氏が「信頼できる情報を持たずイスラエル企業を選んで中傷している」と見ている。

国際人権NGO「 アムネスティ・インターナショナル」は会社に同意せず、スノーデン氏に耳を傾けるようツイートした。

「私たちは誰もが、アムネスティなどの攻撃に関連するスパイウェア会社NSOに関するスノーデン氏の警告に耳を傾けるべきだ。テクノロジー企業は、抑圧的な政府の仕事を容易にすべきではない」

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