インドネシア、ロシア戦闘機の購入取引破棄もあり得る

インドネシア空軍のサミエガ報道官は、米制裁の制裁が発動されればロシア戦闘機スホイ35の購入契約が破棄される可能性があると述べた。軍事情報メディア「Jane's」が報じた。
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「Jane's」によると、米国が厳しい制限措置を発動すれば、インドネシアはスホイ35に代わる機体を模索せざるを得ない。そして同サイトによると、最も適当な代替機は米F-16戦闘機だ。

インドネシア、ロシア戦闘機購入の取引中止はない
サミエガ報道官は、契約に署名済みという事実は特別な役割を果たさないと指摘した。

以前報じられたところ、インドネシアは、今年始めに署名した11機のスホイ35を購入するという合意の実施を延期した。その理由は、米国がこの合意を理由に「敵対者に対する制裁措置法(CAATSA)」によって制裁を発動する可能性があるためだ。

だがインドネシアのリャミザルド・リャクドゥ国防相は先月、圧力を理由に購入を中止するつもりはないと表明していた。

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