英前外相、メイ首相のEU離脱方針は「完全降伏寸前」

英国のボリス・ジョンソン前外相は、メイ英首相の欧州連合(EU)からの離脱方針を批判した。
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ロイター通信によると、ジョンソン氏はテレグラフ紙のコラムで、メイ首相の離脱方針を批判した。同氏は、EUからの強硬離脱派。ロイターによると、ジョンソン氏は「EUから完全に離脱し、カナダ型の自由貿易協定を締結すべきだ」と訴えており、英国政府について「完全降伏寸前の状態にあるようだ」と指摘したという。

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なお9日、ボリス・ジョンソン氏の弟のジョー・ジョンソン運輸担当閣外相も、メイ首相の離脱方針に抗議し、辞任した。ジョー・ジョンソン氏は、兄のボリス・ジョンソン氏とは異なり親EUの残留派だが、メイ首相の離脱方針に賛同できないとして辞任した。報道によると、メイ氏の方針に反対して辞任した閣僚は6人目。

インディペンデント紙は、メイ首相は「12日に予定していた離脱方針を了承する閣議の中止を余儀なくされた」と報じた。

 

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