ユダヤ人人権団体が「防弾少年団」を非難 ナチスのシンボル入り帽子着用【写真】

ユダヤ人人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」は11日、韓国の音楽グループ「BTS(防弾少年団)」が、過去にナチス親衛隊(SS)のシンボルが入った帽子をかぶったり、コンサートでナチスを模倣した旗を掲げたりしていたとして非難した。
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BTSは、原爆のきのこ雲がプリントされたTシャツをかつて着用し、日本のテレビ出演も中止となった。

報道によると、「サイモン・ウィーゼンタール・センター」の副所長は、原爆Tシャツの着用について、BTSが過去をあざ笑った最新の事例にすぎないと指摘し、BTSは日本人とナチス被害者に謝罪すべきだとの考えを表した。

先に、「BTS」(防弾少年団)が9日に予定の日本のテレビ朝日の音楽番組「ミュージックステーション」への出演を見送ることが決まった。突然の出演見送りの原因となったのは、BTSのメンバーが着用していたTシャツ。Tシャツの背中側には原爆投下後にあがるキノコ雲の写真とともに、英語で「愛国」「解放」「韓国」とプリントされており、これがインターネット上で大きな批判を呼んだ。

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