ロシアが脱ドル依存に成功=WSJ紙

米ドルの覇権に抵抗する諸国にロシアは加わり、成功を収めている。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が報じた。
この記事をSputnikで読む

スプートニク日本

WSJによると、ロシアの銀行は外国通貨での個人ないし法人の預金の割合を減らした。今年9月には26%にまで減少。さらに、第2四半期におけるドル建て輸出の収益の割合は2013年の80%から68%に下がった。

露政府がドル決済放棄を計画との報道
脱ドル化は、急速に発展する露中貿易も証明しているとWSJは指摘。ルーブルと中国元建ての2国間貿易の数値は4年でおよそ4倍に上がった。

WSJは、イランやベネズエラ、パキスタンなどの諸国も同様の戦略を取ると強調。EU高官もまた、ユーロの役割拡大の道を探そうと試みており、米国に依存しない新たな決済システム創設を堂々と検討している。

関連ニュース

プーチン氏は「ドルの指図」に打ち勝つ予定=独紙

コメント