メキシコのテキーラ生産者ら、マスクCEOの「テスラキーラ」生産意向に反対表明

メキシコのテキーラ生産者らによる協会が、米テスラ社を率いるイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)に対し、マスクCEOは自身による将来のアルコール飲料を「テスラキーラ」と命名する権利を有していないと警告した。ロイター通信が伝えている。
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同通信は、「『テスラキーラ』という名称は『テキーラ』という単語からの派生語である。一方で、『テキーラ』は(法によって)保護された単語だ」との、メキシコのテキーラ規制委員会(CRT)による声明を引用している。CRTの見解によると、提案されている「『テスラキーラ』という名称は」、テスラキーラをテキーラのことだと勘違いする可能性があるアルコール飲料の「消費者を誤解させる可能性がある」という。

マスク氏、オリジナルブランドのテキーラを生産へ【写真】
声明では、テスラキーラを生産するためには、マスクCEOがCRTによる承認を受けた生産業者の1つとのパートナー契約を結ばなければならないほか、メキシコ産業財産庁で然るべき許可を取得する必要もあると指摘されている。一方、「本物の」テキーラについては、メキシコのグアナフアト州、ハリスコ州、ミチョアカン州、ナヤリット州、タマウリパス州の5州のうち1つの州内で生産されている必要があるという。

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