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NBCテレビによると、米国は、サウジアラビア人記者のジャマル・カショギ氏が殺害された事件をめぐるトルコの要求度を下げるために、ギュレン師の送還を検討している。
特に米連邦捜査局と米司法省は、ギュレン師の身柄引き渡しの件に再び取り組み、米国土安全保障省はギュレン師の米国滞在の法的地位に関する情報を提供するよう指示を受けたという。
なおホワイトハウス付属国家安全保障会議と連邦捜査局はコメントを拒否し、国務省、司法省、国土安全保障省は、NBCテレビの問い合わせに答えなかったという。
トルコは83カ国に対し、ギュレン師の団体「FETO」の活動に関与した452人の引き渡しを求めている。
トルコ当局は、「FETO」が2016年7月のクーデター未遂事件に関与したとして非難している。