ザギトワ=「秋田犬と出来る限り多く時間を過ごす、ポジティブな感情をもたらしてくれる」

GP第5戦ロシア大会の初日は女子シングルで終了した。ロシアのファンが最も期待していたのは、平昌五輪金メダリストのアリーナ・ザギトワの演技だった。
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ザギトワが金メダルを獲得したのは15歳、シニアデビューシーズンだった。だが年齢は、ザギトワが直面する挑戦の原因である。コーチのエテリ・トゥトベリーゼ氏が見るところ、身長が伸びたためにザギトワのバランスが崩れ、調整が難しい。だが師弟はプログラムを簡略化せず、逆に複雑にした。

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GPファイナルでライバルとなり得る紀平梨花は、女子シングルで最も難しいと見られるトリプルアクセルを完璧に決め、審査員を驚かせた。演技の複雑化は、これに対応する必要があるためだ。

ザギトワには、家で彼女を待つ日本からの忠実な友がいる。五輪の後に秋田犬保存会が贈った秋田犬だ。ザギトワの人生における幸せな1日は再び起きた勝利ではなく(もちろん、これも重要だが)、秋田犬と一緒に過ごす時間だ。

フィギュアスケートのグランプリ(GP)第5戦後、秋田犬からのサポートを感じるかとの質問にザギトワは、残念ながら大会期間中は家におらず、ホテル生活だと答えた。気が散らないため、ホテルのほうが都合が良いという。だが両親は、秋田犬がどう1日を過ごしたか、毎日ビデオチャットを送ってくれる。そして大会がない日は、できるだけ多くの時間を犬と過ごすよう心がけている。この時間はザギトワに、ポジティブな感情を多く与えてくれる。

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