スプートニク日本
2位はモリス・クヴィテラシヴィリ(ジョージア)で248.58点。3位は日本の友野一希で238.73点をマークした。
ロシア勢のミハイル・コリヤダは4位で225.42点、アンドレイ・ラズキンは7位で215.78点、アルトゥール・ドミトリエフは11位で189.58点を獲得した。
五輪2連覇の羽生が17日午前中にモスクワで行ったトレーニングは、成功とは言えなかった。転倒を繰り返し、練習最終盤に4回転ループを跳んで着氷の際に強く転倒。右脚を気にしながら練習を切り上げた。
羽生選手は松葉杖をついて記者会見に姿を表した。トレーニング中に足を痛めたため、プログラムを良く滑れなかったと述べた。プログラムを少し変更し、簡易にせざるを得なかった。怪我は去年同様のものだが、痛みはまだ収まらない。強く望んでいたようにプログラムを完璧に滑れずに悔しい述べた。
フリー後に羽生選手は記者会見を行い、朝の転倒についてコメントした。
「回転が足りなくてこけてしまいました」
朝の練習の転倒した際もう『いっちゃったな』とすぐわかった」
痛みに関しては「今は脳内物質や痛み止めの錠剤が効いています。ですが明日も厳しいと思うし、ちょっとファイナルについては考えないといけないかなと思っています」と述べた。
右足首の状態について「本当に申し訳ない、悔しいと思っているんですけれど、去年のNHK杯以降より弱かった右足首がさらにゆるくなってしまった。ちょっとした衝撃でも捻挫、大きな怪我になってしまう。自分の中としてはそれも羽生結弦だから、そういうコケ方をするのはまだまだだなと。もろさも含めて強い演技をしなければいけないなと思っています」と意欲を見せた。