羽生結弦、足首のけがでGPファイナル出場は「考えないといけない」

フィギュアスケートのグランプリ(GP)第5戦のロシア大会男子シングルフリー後に記者会見を行った羽生結弦選手は、GPファイナル出場について検討する必要があると述べた。
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朝の練習中に転倒して怪我を負ったことで、出場を見送ることは考えたかと質問された羽生選手は、「靭帯の損傷には間違いないので、ドクターの指示では3週間の安静です。そうすると調整期間を考えると全日本も厳しい。だから何をしたくて何を削るかを考えた上で今日しかないかなと思ってやりました」と答えた。

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その上で、「ロシアだったからこそ、この試合を選んだのかなと思っています」と語った。

ファイナル出場について羽生選手は、「今は脳内物質や痛み止めの錠剤が効いています。ですが明日も厳しいと思うし、ちょっとファイナルについては考えないといけないかなと思っています」と明かした。

「本当に申し訳ない、悔しいと思っているんですけれど、去年のNHK杯以降より弱かった右足首がさらにゆるくなってしまった。ちょっとした衝撃でも捻挫、大きな怪我になってしまう」と悔しさをにじませた。

五輪2連覇の羽生が17日午前中にモスクワで行ったトレーニングは、成功とは言えなかった。転倒を繰り返し、練習最終盤に4回転ループを跳んで着氷の際に強く転倒。右脚を気にしながら練習を切り上げた。

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