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学術誌ネイチャーに掲載された研究結果によると、太平洋の気候変動が引き起こした豪雨により、アタカマ砂漠の微生物85%以上が死滅した。水により砂漠の生命が花開くとの予想に反して、微生物は湿度の高い環境に進化によって適合できず、死滅した。雨の前に発見された16種の微生物のうち、生き残ったのは2〜4種類に満たない。
研究者らは、この研究が火星に生命体が存在しない理由を理解する助けになる可能性があると見ている。惑星に液体の水が現れると、乾燥した気候に適応していた微生物が全滅しかねないためだ。
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