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この脱北兵士が応じた最初のインタビューでは、この兵士が自分によって1年前に実行された行為について後悔していないと語っている。この兵士は当時、弾丸の雨にさらされながら板門店周辺の境界線を横断した。その際、深刻な傷を6カ所に受けた。
この25歳の男性兵士の話では、兵士と同世代の人々のうちおよそ80%が金委員長による統治に不満を持っているという。兵士は、自らが特権的な家庭に生まれたにもかかわらず、北朝鮮政府への献身の感情を感じたことは1度もないと指摘している。
兵士はまた、自分が逃げている時、自分の元同僚らがなぜ自分の背中を撃ったか理解できると付け加えた。兵士の話によれば、仮に元同僚らがこうしなければ、彼らは深刻な刑罰を受ける危険があっただろうという。兵士は、自分が元同僚らの立場にあれば、同じことをしただろうと認めている。
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