ヴェルト紙 地対空ミサイルシステムS400は世界兵器市場での「輸出ヒット」

ロシアの地対空ミサイルシステムS400「トリウームフ」が他の国々にとっての「輸出ヒット」になったと、ヴェルト紙が伝えている。
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インドや中国、トルコが既にS400を発注。同紙は、長期間にわたって米国に接近していたインドがロシア製システムを買い付けると決定したことは、世界におけるロシアの立場の強化を示すもう一つの証拠だと強調している。ロシア製兵器システムの購入が原因で自国に科される危険がある米政府による制裁導入の可能性も、インド政府を抑えることはなかった。

トルコ外相:露S-400購入の「取引は完了」している
ロシア製兵器は技術的に、米国製の類似のシステムよりも優れていると、記事では述べられている。世界の防衛市場は需要と供給に依存しているのではなく、購入に関する決定の背後にはしばしば、政治的利益があると、同紙は指摘している。例えば、ロシア製システムを購入するとの決定によって、自国が主権国家であり、米政府が押しつけることに従わない国家であるように見せることが可能になるのだ。

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