人種差別主義を理由に解雇された米女性記者のメーガン・ケリー氏、3千万ドル受け取りへ

NBCテレビの米国人女性ジャーナリストのメーガン・ケリー氏が、解雇に際して3千万ドルを受け取る。ウェブサイト「ページ・シックス」が伝えている。
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同サイトの情報によると、ケリー記者は2017年、NBCを所有する遠距離通信コングロマリットのコムキャストとの6900万ドルの3年労働契約に署名。契約破棄の条件に基づき、ケリー記者は一部の金銭のみを受け取ることができ、その額は3千万ドルとなる。この情報については、ウォールストリート・ジャーナル紙の複数の情報源も確認している。

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両メディアによる取材に応じた複数の関係者の情報では、ケリー記者は自らの金銭を既に数週間前に受け取るはずだったとみられていたという。

NBCは10月25日にケリー氏を解雇。解雇の理由は、ケリー氏がその2日前の生中継でハローウィンのコスチュームについて行ったコメントが人種差別的な内容だったということだった。ケリー氏は謝罪を行ったものの、NBC幹部はケリー氏をこのまま雇用することはできないという結論を出した。
ケリー氏は有名なインタビュアー、TV司会者で2018年3月、ロシアのプーチン大統領へもインタビューを行っている。プーチン大統領との録画の後、ケリー氏は、プーチン氏はトランプ氏の弱みのネタを持っているのではないかとの憶測を表していた。ケリー氏は「私が思うにそれはトランプ氏が1990年代にロシア人と関係した際のマネーとビジネス、それに米国にある資本ではないだろうか」と語っていた。

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