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事件が起きたのは11月16日、ノーサンプトンシャー州のストーク・ブルーエルン村でのことだった。生後4か月の子犬のバンゲルは飼い主の、裕福な銀行家のヘンス家の敷地から逃げ出すと、道路に座り込み、通行の邪魔をした。バンゲルは通報を受けて捕獲しようとした警官の手や腕を噛んだため、警察署まで連れてこられると、檻に収監されてしまった。バンゲルはこのままだと最長9か月の囚人(囚犬)生活を強いられることになる。警察側の説明では刑期も処置も1991年に発効した「危険な犬に関する」法律に則ったもの。
警察の決定は一般住民に抵抗を呼び、6日間で2500人を超える市民がFacebооk上で子犬釈放を求めるグループに署名している。