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立憲民主党の末松義規衆院議員は17年9月25日に、民進党に離党届を提出。だが代表を務めた民進党支部の収支報告書を見ると、その後の9月27日付で「民進プレス号外」の折り込み広告代約45万円を支出していた。
事務所によると、民進党からの出馬を想定した広告だったとし、支払いが後払いだった結果、記載が離党届提出後になったという。事務所担当者は「政党が決まらず、ビラなどの発注がなかなかできなかった」と当時の苦労を振り返った。新たに立ち上げた立憲民主党支部には11月13日付で300万円の収入があったが、末松氏本人の寄付だった。支出にはポスティング代、ポスターのぼり作成代など新党での活動に関する費目があった。
立憲民主党の長妻昭衆院議員が代表の民進党支部も、7月31日付で民進党の政党ポスター印刷代約65万円を支出していた。事務所によると、支部には約207万円の繰越金があったが、今年6月ごろに解散し、残金は民進党に返還したという。
旧希望の党結党メンバーだったのは松原仁衆院議員。事務所担当者は「民進党と書かれた封筒などに新党のシールを貼っていた」と説明した。資金管理団体の収支報告書には10月7、8日付でラベルシート代約3万2千円分の支出があった。
旧希望の党が今年5月に国民民主党などに分党した際、松原氏は無所属になった。代表を務めた旧希望の党支部の17年分収支はゼロだった。
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