日産ゴーン前会長、退任後の報酬隠蔽か 約80億円

金融証券取引法違反で逮捕された代表取締役会長カルロス・ゴーン容疑者が退任後におよそ80億円を受け取ることにしていた疑いがあることが24日、明らかになった。NHKが報じた。
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関係者によると、ゴーン容疑者の報酬は年約20億円だったが、高額の報酬への批判を避けるため、2010年以来、ゴーン容疑者は有価証券報告書記載を年10億円程度とするようケリー容疑者に指示したという。

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東京地検特捜部は、報告書に記載した報酬と実際の報酬との差額を退任後に受け取るようにしていたとみて経緯を調べる。記載しなかった8年間でおよそ80億円に上るという。

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