たった1人のリスナーのために44年間放送のアナウンサー BBCラジオが出演依頼【写真・動画】

英国在住のエリック・ソープ氏(73歳)は、ただ1人のリスナーである妻のため、自分の納屋からラジオ放送を44年間続けていた。彼は、地域のニュースを伝え、音楽(非合法)も紹介していた。あるとき、納屋の物音が心配になった隣人らが警察に通報したが、ソープ氏は動じることなく、警察官たちにインタビューを行った。
この記事をSputnikで読む

スプートニク日本

かつてソープ氏は、1969年から83年にかけてBBCニュースで放映されたテレビ番組「ネイションワイド」に出演していた。数十年を経て、BBCアーカイブスがこの番組の録画をツイッターで公開した。このツイートの後、BBCのローカルラジオ局「BBCスリー・カントリーズ」からソープ氏に出演依頼が舞い込んだ。

​収録の際、BBCスリー・カントリーズのクリスマスの放送で、ソープ氏にアナウンサー役を務めてほしいと提案された。ソープ氏はとても感動し、「ハンカチを用意してください。本当に素晴らしい。人生ではじめて、あまりの申し出に私は言葉もない」と語った。

​関連ニュース

BBC、外国語映画100選発表 邦画10作とソ連映画7作も

ロシアマフィアについてのBBCのスキャンダラスなテレビシリーズ、第2シーズンへ延長

コメント