ソールズベリー事件発生時、英海軍がとった行動とは? ドキュメンタリー映画が公開

2018年3月4日、露軍参謀本部情報総局(GRU)元大佐、セルゲイ・スクリパリ氏の毒殺未遂事件が起きた。このとき、バルカン半島西部の国モンテネグロに上陸していた英駆逐艦「ダンカン」の乗組員には非常招集がかけられていた。これについては、英テレビ局「チャンネル5」のドキュメンタリー映画『Warship: Life at sea』で詳細に明かされる。
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英紙「デイリー・テレグラフ」によると、2017年6月に北大西洋条約機構(NATO)に正式加盟したモンテネグロ国内には、ソールズベリー事件発生時、駆逐艦「ダンカン」の乗組員280人が上陸していた。

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モンテネグロの駐在武官から事件発生の知らせを受けた英政府は乗組員に対し、午後6時までに駆逐艦に戻るよう指令を出していた。デイリー・テレグラフは、「英政府が(モンテネグロ国内にいた)乗組員が毒殺の標的になることを恐れていた」と報じている。

本作品は26日より「チャンネル5」で公開予定。

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