ウクライナ、戒厳令布告へ 最高会議で承認の見込み

ウクライナ国家安全保障・国防会議は26日の会合で、国内全域における60日間の戒厳令を布告する方針を決めた。
この記事をSputnikで読む

スプートニク日本

戒厳令の布告案はウクライナのオレクサンドル・トゥルチノフ国家安全保障国防会議書記から出されたもので、同国のペトロ・ポロシェンコ大統領は同案の支持を表明している。

メルケル首相 ウクライナのEU加盟期日に初めて言及
ポロシェンコ大統領は同日、ヴェルホーヴナ・ラーダ(ウクライナ最高会議)議員らに戒厳令の布告を巡り審議するよう要請した。最高会議の臨時閣議は現地時間午後16時に予定されており、戒厳令の承認が見込まれる。

ポロシェンコ大統領は戒厳令の布告について「ウクライナが攻撃的な行動に出ることはない」と述べた上で、ウクライナ東部のドンバス地域には影響を与えないとの見方を示している。

関連ニュース

ウクライナ海軍船3隻がロシア国境を超えた

ウクライナ大統領 ロシアとの友好条約を破棄する大統領令に署名

コメント