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研究者によると、双子の女児の遺伝子は、ゲノム編集技術「CRISPR」の新しい方法を使って改変された。AP通信が報じた。
Jiankui氏は「改変の本質は、体にヒト免疫不全ウイルス(HIV)に対する免疫を与えることにある。このような突然変異は、人々の中で自然に見られるが、非常にまれである」と述べた。
Jiankui氏は「この実験の責任を感じている。実験を行ったのは、同分野の第一人者であるためではなく、そのような研究の道を切り開くためだ」と言及した。
賀建奎副教授(アーカイブ写真)
© AP Photo / Mark Schiefelbein
なお、双子のうち1人のしかるべき遺伝子のコピーは改変されたが、もう1人は、一つのコピーが書き換えられただけで、HIVに対する免疫は獲得しなかったという。
大勢の研究者は、このような実験を行うのは時期尚早かつ危険であり、医療倫理に反していると発表した。
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