インド警察、殺害された米国人の遺体を先住民から回収できず

インドの警察官らが、17日に地元部族によって殺害された米国籍のジョン・アレン・チャウさんの遺体をアンダマン諸島から回収することができなかった。24日、警察官らを乗せたボートが北センチネル島まで約400メートルの距離に近づいたものの、岸では武装した先住民の一団が警察官らを待ち受けていた。警察官らは退却するとの決定を下した。
この記事をSputnikで読む

スプートニク日本

アンダマンの警察署長は記者らに対し、「彼らは我々の方を見て、我々は彼らの方を見ていた。そのため、何らかの対決の危険を回避する目的で、我々のボートは去った」と明らかにした。

アマゾンのジャングルで22年間1人で生活:アマゾンの孤立部族の最後の1人の動画が公開される
アンダマンの警察のデペンドラ・パタク署長は記者らに対し、完全な孤立環境でセンチネル族の最後の数十人が居住している島での新たな事件を防ぐため、法執行機関の職員らが全てのことを行おうと努力していると語った。

先に、禁止された地域に米国人がたどり着くのを手伝った地元漁師7人が警察に逮捕されたと明らかになった。

センチネル族は最長で6万年間、外界から完全に孤立して暮らしてきたと考えられている。この種族は、よそ者とのあらゆる接触に抵抗し、よそ者を殺害しようと志向している。センチネル族は現在まで、火を手に入れる能力を持たず、狩猟や漁、採集によって生活している。

コメント