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ワレリーさんによると、マリヤ被告は高等教育を受けているため同房の収容者たちに代数学を教え始めた。ワレリーさんは「その他、彼女はずっとスポーツをしていたのでヨガも教えている」と説明した。
またワレリーさんによると、被告は拘置所でイタリア語も教え始めたという。さらにワレリーさんは娘について、11月10日に30歳になったため、同房の受刑者たちと一緒にクッキーを焼いたと語った。
マリヤ・ブティナ被告は7月に米国で拘束された。最高で懲役15年の判決が言い渡される可能性がある。被告は、米国政治への影響力を持つ企業への潜入を試みたり、無申告の外国の工作員として活動した疑いが持たれている。
なお、被告は裁判で無罪を主張した。弁護士はブティナ被告について、違法行為は一切しておらず、米国と被告の関係は、「国際関係」を専門とする現地の大学での学業によってすべて説明されていると述べている。