NYの女性 ビットコインによるテロ組織への資金調達で有罪判決

ニューヨーク在住のズービヤ・シャナズ被告(27)は、ビットコインや他の仮想通貨を利用したスキームで、イスラム主義テログループへの支援を行ったことを認めた。
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ニューヨーク東部管区検察当局によれば、26日、シャナズ被告は、2017年にパキスタンや中国、トルコのイスラム過激組織「ダーイシュ(ISIL)」を支援するため、個人やオフショア企業に15万ドル以上送金したことを自白した

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起訴状によれば、2017年3月からシャナズ被告は、チェイス・バンクやTDバンク、アメリカンエキスプレス、ディスカバーといった金融機関でいくつかの詐欺行為を行ってクレジットカード6枚を不正に入手した。シャナズ被告はこのクレジットカードの他、自分名義で作製したクレジットカード10枚を利用し、仮想通貨取引所でビットコインなどの仮想通貨を購入していた。

起訴状には、「購入した仮想通貨の多くはその後ドルに換金され、被告の口座に送金された」と記載されている。

シャナズ被告には海外のテロ組織へ財政支援を行った罪で最高20年の禁固刑が言い渡される恐れがある。

シャナズ被告は2017年、ニューヨークの空港で治安維持機関によって逮捕された。シャナズ被告はシリアに渡り、その後ダーイシュのテロリストたちに合流しようとしていた。

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